「放デイ」で遊ぼう!学ぼう!~行事の紹介(ハロウィン編)~

「放デイ」とは、放課後等デイサービスの略称です。今回は、放デイでの学びをご紹介いたします。学びとは、デスク上での勉強だけではありません。さまざまな経験や遊びを通して、やりたい気持ちを高め、できる喜びを共に感じることでもあります。
人は、できないことに目を向けがちですが、できることにまず目を向け、できることの喜びを感じ、自信を持つ取り組みを行います。「好きこそものの上手なれ!」ということわざの通り、好きなものこそ、力を発揮できる子供たちです。
そして、できることによって、自信を持つことができ、できないことにもチャレンジする気持ちが生まれるのです。今回のイベント活動の紹介は、「ハロウィン」です。
放課後等デイサービスでの遊び・学びについて

放課後等デイサービスに通う子供たちは、何かしら不得意なことがあります。その不得意なことにより、やや自信がありません。ですが、さまざまな分野にとても優れています。例えば、特定の分野に興味があり詳しい子がいれば、体を動かすのが上手でダンスができる子や足の速い子。絵や工作がとても独創的で素晴らしい子もいます。
得意なことを伸ばし、不得意なことは1つずつ努力するように促します。楽しく遊びながら学び頑張ることができるように指導し、もちろん学校の宿題も頑張ります。こちらでは、さまざまな学びについてご紹介いたしましょう。
①運動療育

運動能力は、日常生活を送る上でもとても大切です。筋肉が弱いため出来ないことがある子供たちや2つ以上のことが、同時に行うことが難しい子もいます。こちらでは、遊びの中に運動を取り入れ、楽しみながら運動遊びを行います。
目に見える運動遊びを通して、できる喜びをたくさん経験することにより、「私もできるんだ!」という自信につながるのです。また、自然と筋肉を鍛え基礎筋力の向上や、脳機能を改善しコミュニケーション能力、学力アップなどが期待できます。できないことができるように一人ひとりにあった療育プログラムを行います。
②食育

生きる上で大切なこと、衣食住の1つ食べることは、とても大切です。食べることをなくしては、力を発揮することができません。美味しく楽しく笑顔になるように食育を学びます。食育とは、「食」に関する知識と「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を送れるようにするための教育として、2005年に食育基本法に定められています。
こちらでは、おやつ作りやお料理を通して、食育をしています。はじめての食べ物を苦手とする子供たちが多く、一緒にお料理する中で、作る楽しみ・出来る楽しみ、そして、一緒に食べる楽しみを感じ、好きな食べ物を増やせるようにします。また、極端に味に敏感な子もいます。ちょっとした着色料が入った製品などは、甘い商品にも関わらず、苦いと感じる敏感な子もいるのですよ。
③戸外活動

戸外活動では、遊びを通して体力を養ったり、自然環境の中でさまざまな動植物との出会いや発見を感じたり、世の中では社会のルールや文化・伝統などに直接触れたりすることを狙いとしています。直接、見たり触れたりすることにより、個々が感じることが何より大切だと思っています。
いろいろな公園へ遊びに行ったり、図書館で本を借りたり、工場見学に行ったり、梅や桜の季節にはお花見に行ったりします。子供たちが、戸外活動を通して、さまざまなことに触れ合う中で感じる気持ちが成長につながっていくと感じています。
④工作

工作は、指先を使い、組み立てたり、書いたりします。一連の流れを理解し、一人ひとりが最後まで模索しながら作り上げ、完成した喜びを感じます。みんなで協力し1つの作品を仕上げることもあります。工作内容は、季節の行事に関することをテーマに制作します。お正月・ひなまつり・こいのぼり・クリスマスなど季節を感じる内容となっています。
イベント活動の紹介『ハロウィン』

10月のイベントとして、ハロウィンをご紹介いたします。ハロウィンとは、もともとはヨーロッパのケトル人がはじめた儀式です。この日は死者の霊が親族を訪れると考えられていました。(日本のお盆と似ています。)ですが、現代、日本ではコスプレパーティーのように発展し、クリスマスと同様に楽しむ季節イベントとなっています。
当教室でもハロウィンを楽しみました。工作としてマントなどを制作し、ゲームとしてゲートボール式のかぼちゃ転がしやハロウィン仕様のしっぽ取りなどを楽しみました。そしてお楽しみのおやつタイムには、子供たち1人ずつ魔女のお部屋に勇気を振り絞り、「トリック・オア・トリート」(お菓子くれなきゃいたずらするぞぉ)と言って、魔女からお菓子を受け取りました。

もう1つ今回用意しましたおやつにりんごジュースで作った“なんちゃってビールゼリー”を1つずつ用意しました。真剣な面持ちで食べ始め、食べた瞬間に苦いと言った子や泡がしゅわしゅわしていると言う子もいました。実際にはしない感覚を見た目で感じる不思議さを感じるのです。最後にはお替わり用のジョッキビールゼリーもなくなり大好評に終わりました。
なんちゃってビールゼリーの作り方
材料
- 100%のりんごジュース・・・500ml
- 粉ゼラチン・・・10g
- お砂糖・・・30g
作り方
- ゼラチンを3倍の水で3分ほどふやかします。
- 耐熱ボールにりんごジュースを100ml入れ、レンジで1分ほど温めます。
- ②に①とお砂糖を入れ、溶かします。
- ③に残りのりんごジュースを入れます。 (あれば、レモン汁を加えると色がよくなります。)
- ④をグラスの7分目まで注ぎ冷蔵庫で冷やします。
- 残りの④をハンドミキサーで泡がピンと立つまで泡立てます。
- ⑤にそっと⑥の泡をのせて、ふたたび冷蔵庫で約2時間冷やします。
- 逆さにしても落ちないビールのできあがりです。
ぜひ、皆様も作ってみてくださいね。
まとめ

放デイでの学びは、一人ひとりのレベルに合わせ、成長を促します。できなかったことができるようになったときの喜びを友達や職員と一緒に感じます。できる喜びは子供たちの自信となり、次へとチャレンジするモチベーションとなります。さまざまな遊びを通して、同じことを繰り返していく中で、学び成長していく子供たち。日々の暮らしの中で、少しずつ成長、変化して行くことは、ゆっくりかもしれませんが、1年たつごとにしっかりとした成長を感じさせられます。







